唐朝は、中国の悠久の歴史の中でも最も繁栄した王朝のひとつと言われています。その唐王朝の皇帝や名将たちが登場する「大唐帝国」勢力は、今まで以上に難易度が高く、それだけにプレイヤーの戦略の腕の見せ所とも言えます。
ここでは大唐帝国のなかでも特に手強いNPC武将について、それぞれの特徴と攻略のヒントをご紹介いたしますので、ご参考ください。
玄宗 玄宗部隊には、士気を上げる効果を持つ兵科として戦鼓が1部隊しか配置されていませんので、できるだけ早くこの部隊を倒すことが勝利の鍵です。 陣形については、「鋒矢の陣」がお勧めです。両翼に「密集陣形」や「軍神の加護」など防御力の強い武将を配置できればさらに理想的でしょう。このようにすれば、「密集陣形」や「軍神の加護」で火力の強い敵部隊の攻撃に持ちこたえている間に戦鼓部隊を倒し、その後で他の部隊をゆっくりと倒すことが可能です。
駱賓王 駱賓王の部隊は、攻撃力が低い代わりに、盤石車2部隊と医療部隊2部隊が配置された防御力と回復力に特化した構成が特徴です。こちらの火力が足りなければ、戦闘ターン数上限(20ターン)になるまで勝敗がつかず引き分け、つまり攻撃側であるプレイヤーの敗北になってしまう可能性が高いです。そのため、策士系の武将を配置して、盤石車の防御力に対処しましょう。 陣形については、策略攻撃力を増加させる「八卦の陣」はあまりおすすめできません。と言うのは、中央列に一部隊しか配置できないため、敵軍中央の流言策士をすぐに倒すことができず、運が悪ければ流言策士の混乱攻撃が命中して、自軍の攻撃チャンスが失われてしまうからです。念のために、「鋒矢の陣」で先に流言策士を倒して不確定要素を排除してから、他の部隊を攻撃することをお勧めします。
狄仁傑 狄仁傑は非常に強力な雷神策士です。先に雷神部隊を倒すことが理想的ではありますが、敵軍後方に配置されているため、直接攻撃することは困難です。そこで、まず雷神部隊は狙わず、「意気消沈」や戦鼓部隊を使って敵の士気を削りながら、ほかの敵部隊を少しずつ確実に倒していく方法をお勧めします。もし登用武将の中に「長駆突破」などの戦法を持つ武将が多い場合は、陣形「鋒矢の陣」を使って、敵の中央部隊を集中的に攻撃する方法もありますが、これは両軍とも共倒れになる可能性のある作戦で、最終的な勝敗は火力頼みになります。
則天武后 大唐帝国の本当の難所はここから始まると言ってもいいでしょう。 則天武后は、恐ろしく強力な策略攻撃力の持ち主ですが、敵陣の後方に配置されているため、火力を集中して最初に倒すことは困難です。そのため、「雁行の陣」か「八卦の陣」を使って、部隊の中央に岳飛や朱元璋などの策略ダメージに耐性のある武将を配置して則天武后の攻撃を受け止めましょう。残りの部隊は、できるだけ速やかに敵軍両翼の部隊を倒し、その後、敵軍中央の部隊に攻撃を集中しましょう。
房玄齢 則天武后と比べれば房玄齢は、ダメージ力が強くありません。落石策士の全体攻撃で自軍の兵力が削られることは避けられませんが、華佗を配置すれば補充できる程度のダメージです。敵の雷電騎兵を迅速に倒すことができる布陣であれば、どの陣形を用いても大丈夫でしょう。もし登用武将に華佗がいない場合は、「鋒矢の陣」に「長駆突破」などの戦法を組み合わせて、できるだけ敵軍中央列の部隊に攻撃を集中させましょう。
長孫無忌 長孫無忌部隊も士気を上げる効果を持つ兵科は戦鼓1部隊のみなので、できるだけ早くこの部隊を倒し、その後、他の部隊を攻略しましょう。しかし、緑林野戦兵は物理攻撃力が非常に強く、士気が満タンでない状態の普通攻撃でも味方部隊に大きなダメージを与えます。もし可能であれば、盤石車などの防御用部隊か、カウンター率の高い曾国藩などの武将を使う作戦もお勧めです。
尉遅恭 尉遅恭部隊は、死神重歩兵部隊3隊を配置し、戦法攻撃と物理攻撃のいずれもかなり大ダメージです。しかし、自軍の最前線に戦法「密集陣形」を使える武将を配置して攻撃を受け止めれば、難易度はそれほど高くありません。「密集陣形」を連続して発動するためには、少なくとも舞姫2部隊もしくは舞姫1部隊と戦鼓1部隊を配置する必要があるので、ご注意ください。
秦叔宝 秦叔宝の部隊には、強力な攻撃力を持つ伏魔巨弩部隊が配置されています。おまけにこの兵科の攻撃は横一列の部隊にダメージを与えるため、味方の大ダメージは避けられません。そこで、「雁行の陣」の上方に防御力の強い武将を配置して自軍の兵力減少を抑え、下方には強力な単体攻撃型の武将を配置して、できるだけ早く伏魔巨弩部隊と水魔策士部隊を倒すことをお勧めします。
孫思バク 孫思バクの部隊には、士気を上げる効果を持つ兵科が配置されていません。そのため、後方の鉄槌重歩兵は後回しにして、まずは前方の雷神策士と天雷砲撃車に攻撃を集中し、その後で他の部隊をゆっくりと倒して行きましょう。注意が必要なことは、天雷砲撃車は横一列の部隊にダメージを与えるので、「鋒矢の陣」はお勧めできません
三蔵法師 三蔵法師は、難易度はそれほど高くありません。士気を上げる効果をもつ兵科は戦鼓部隊1隊のみで、攻撃しやすい場所に配置されているので、先にこの部隊を倒しましょう。陣形については、「鋒矢の陣」の前方に「密集陣形」を使う戦法武将を配置すれば、スムーズに勝利できるでしょう。
薛仁貴 薛仁貴には、鉄槌重歩兵3隊に加えて2隊の戦鼓が配置されているので、強力な戦法攻撃が発動しやすく、かなりの強敵です。勝利の鍵は、「密集陣形」を使う戦法武将を、最前列に布陣することでしょう。陣形は、「鋒矢の陣」がお勧めです。ダメージ力の強い戦法武将と舞姫を後列に配置し、両翼にも戦鼓か舞姫を配置すれば、「密集陣形」やその他の戦法の連続発動の可能性が高くなります。
程知節 敵軍上列の天雷砲撃車は後回しにして、とりあえず下列の程知節と雷神策士に攻撃を集中させましょう。登用武将に雷神策士や流言策士がいる場合は、「八卦の陣」に布陣することをお勧めします。もし運が良ければ、程知節の行動を完封できるでしょう。程知節さえ倒せば、後はスムーズに攻略できると思います。戦法+舞姫+戦鼓という戦法構成の場合は、「錐形の陣」や「偃月の陣」に、「十面埋伏の計」などの戦法武将を組み合わせれば、同様の効果が期待できます。
魏征 魏征部隊は、鉄槌車や巨大井蘭などの強力な物理攻撃力を持つ機械に策士を配置した混合構成です。運が悪ければ、あっという間に味方部隊が全滅させられる恐れがあるため、、「密集陣形」を持つ武将を配置することが非常に重要です。陣形のお勧めは「錐形の陣」で、中央には舞姫か戦鼓を配置しましょう(ただし、この部隊は最初の1ターンで全滅させられる可能性があるので、捨て駒と考えてください)。「密集陣形」の戦法武将を上列に配置して攻撃を受け止め、その隙に敵の下列の天雷砲撃車と流言策士を倒し、その後で敵の上列の部隊を攻略しましょう。
李靖 李靖は非常に強力な戦法攻撃力の持ち主で、味方部隊があっという間に全滅させられる可能性があります。そのため、「長蛇の陣」の下列に「密集陣形」の戦法武将を配置して李靖の攻撃を受け止め、その隙に全ての攻撃を敵軍上列の部隊に集中させる作戦をお勧めします。注意点としては、敵軍上列の盤石重歩兵部隊が戦法「軍神の加護」を発動させると、大ダメージを与えることが難しくなりますので、できれば雷神策士などの単体策略攻撃を使う策士を部隊編成に混ぜると理想的です。
李世民 李世民は、中国史上最高の名君の誉れに恥じない超強敵です。強力な兵科「大唐神弩」が繰り出す戦法「連続突撃」は「玉砕特攻」の上位スキルで、さらに発動後も士気が減少しないため、先に戦鼓を倒して戦法攻撃発動を抑える方法は通用しません。しかし、「連続突撃」は発動する度に自軍もダメージを受けるため、この特徴を利用して、舞姫3部隊+「密集陣形」の戦法武将2部隊の布陣を組み、相手の消耗を待つ作戦が効果的です。この作戦の欠点は、長期戦になるため、20ターン対戦しても勝敗がつかずに引き分け、つまり攻撃側であるプレイヤーの負けとなってしまう可能性があります。そのため、最終的な勝敗の行方はある程度は運が頼りとなります。 いずれにせよ、李世民は現行バージョン(Ver.4.0)の『三国志SAGA~戦火の嵐~』のラスボスですので、あっさり倒せてしまっては却って虚しいかと思います。何度もチャレンジを繰り返し、根気よく戦略研究や武将や装備品、兵器等の強化を積み重ね、運とそれ以上の実力で勝利を掴みとってください!
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